【書道を指導していてわかったこと:14】当教室に通うお子様たちは皆静かにお稽古をしています♪

突然ですが、
当教室はお稽古中、とても静かです。
当たり前なことですが、
当たり前ではないと感じています。
私が子供の頃に通っていた書道教室では
落ち着きがなくて騒ぐ子がいたり
おしゃべり好きな子がずっと喋り続けていたり
お稽古前に遊び疲れてうとうとする子がいたり
逆に元気すぎて走り回る子がいたり・・・
よく先生が「こらぁ〜〜!」と怒っていた
光景が思い出されます^^;
当教室の生徒さんは
皆さん静かに集中してお稽古に取り組んでいて
本当に素晴らしいお子様ばかりです。
一緒にお稽古していただいている
大人の生徒さんからも
この静かさに驚かれています^^
注意)
先生が怒って静かにさせている
訳ではありませんので
ご安心ください^^;
ある日の教室風景↓

ただ、
入会したてのお子様が皆さんそうではありません。
お稽古を始めて間もない頃は
おしゃべりが止まらない子や
落ち着きがなくうろうろしてしまう子
いたずらしてしまう子も稀にいます^^;
でも、
数ヶ月経つと静かに集中して
お稽古できるようになるんです。
静かにお稽古できるようになるために
当教室の指導法として
大切にしていることが3つあります。
それは、
①まず生徒さんとの信頼関係を築く。
②生徒さんに質問をする。
③生徒さんを褒めて認める。
①まず生徒さんとの信頼関係を築く。
信頼関係を築くには、
まず相手の話をよく聞く事だと考えています。
お子様は特に
「自分の話を聞いてほしい!」
「自分のことをわかってほしい!」
と思っている子がほとんどです。
生徒さんの思いをじっくり聴いてあげると
自然と落ち着いてくるので
当教室では生徒さんのお話をできるだけ聴き
共感してあげることを心掛けています。

②生徒さんに質問をする。
お子様は『考えること』が大好きです。
お稽古中は
「お手本のここはどうなってるかな?」
「どうしたらできるかな?」など
簡単な質問やヒントをたくさん出して
いっぱい考えてもらいます。


③生徒さんを褒めて認める。
ただ褒めるのではなく、
お子様が考えた答えに対して
絶対に否定せず
『大正解!』『ナイス気付き!』『素晴らしい!』と
相手を心から認め
ポジティブな言葉をたくさんかけてあげることで
さらにやる気を出し
どんどん上達していきます。



この3つの方法を続けることによって
お稽古が『楽しい!』『もっとやりたい!』に変わり
どんなお子様でも自然に集中して
静かにできるようになります。
さらに、字もみるみる上達していくんです♪
「うちの子はちゃんとお稽古できているかしら?」
「周りに迷惑かけていないかしら?」
と不安に思われている親御様は
ご安心ください^^
当教室では
大人の事情で怒って従わせる
と言うことよりも
お子様の意思を尊重して
可能性を引き出してあげる指導法を
実践しています。
↓12月のお稽古風景♪
皆、いつもと違う長い紙に悪戦苦闘しながら
書初め稽古を頑張っています^^

↓12月のお稽古最終日。
各クラス、全員の生徒さんと
毎年恒例となったカルタ大会を開催しました♪
皆さん毎年楽しみにしてくれていますが、
実は先生が一番楽しんでいます^^



教室の空気を作るのは先生です。
真剣にやる時、楽しくやる時、
その時々で空気にメリハリをつけることを
意識しながら指導していきますので
これからもお子様の成長を
安心して見守っていただけますと幸いです。