【10/5〜18】NYギャラリー出展のご報告②

遅くなりましたが、
NYギャラリー出展報告の続きをアップさせていただきます♪

念願でした海外出品が叶い、展示会を拝見しに10月10日〜14日(2泊5日)の弾丸ニューヨークひとり旅へ行って参りました!
旅の目的は『作品を観に行くこと』でしたので、初日は空港に着いたその足でギャラリーへ向かい、ニューヨークにいる間は連日会場に顔を出しました。

ギャラリーは普段ヘアサロンとして営業されていて、サロンのお客様や、アートに関心のあるニューヨーカーの方々が、今回出品された書家の皆様の作品を興味深く観てくださっていました。書道は海外でも人気があるとのことで、ニューヨークで書道の指導をなさっている先生ともお会いすることができました♪
今回お世話になりましたヘアサロンのオーナー様(70代女性日本人)とキュレーターのT様(50代男性日本人)とも展示会のこと、作品のこと等ゆっくりお話をさせていただき、とても刺激的で充実した旅となりました♪

↓Gallery 60 NYC 入口

↓階段を上がってドアを開けると広がるサロンの広い空間。

↓ここからは展示の動線に沿い、主催者様の写真と瀬尾撮影写真を交えてアップします♪

会場は個性豊かな書道作品と現地アーティストの作品が見事に調和し、
ギャラリー内には厳かさと温かみが共存する、独特の雰囲気が広がっていました。

↓現地アーティスト様の作品

↓様々に表現された個性豊かな書作品たち

↓今回お世話になりましたキュレーターのT様と

T様の陶芸作品
上から覗くと星型のデジタル陶芸。PCで設計したデザインを陶芸プリンターで制作されたとの事。デジタルとは思えないくらい手の温もりを感じます✨焼いた時の自然なひび割れが唯一無二の美しい作品です♪

T様の陶芸作品

↓ヘアサロンのスタッフ様とお客様

↓瀬尾作品

母の言葉
『わがままばあさんのこと よくめんどうみてくれました
みんなで力をあわせて この場を乗り切ってください
体をこわさないように 忙しいけど よろしくお願いします』
昨年末(2023年12月)に亡くなった母の遺言で、私の宝物の言葉の最後の部分を抜粋して書かせて頂きました。
金箔で「砂子」という日本画の技法を使い、亡母を夜空に光る月に見立てました。
母が最後に残した言葉を満月が光る夜空に浮かべ、空から見守ってくれているようなイメージを表現しました。


主催者様からのご報告で、
『会期中、ギャラリーのオーナー様からは「非常に興味深く、多くの来場者が作品をじっくり鑑賞していた」との嬉しいお言葉をいただいております。
また、来場者の感想としても「フレームや背景まで細部にこだわりがあり、同じ書道作品でも表現の幅が広いのがとても面白い」といったお声もあり現地での反応は非常に好評だった』とのことでした。



今回NYのギャラリーに行かせていただいた目的は、「自分の作品を観に行く」ということの他にもう1つ目的がありました。
それは、教室に通ってくれている子ども達に『夢は強く想い続ければ叶う』ということを伝えたい!という想いがあったからです。
生徒さん全員にニューヨーク近代美術館のオリジナル鉛筆をお土産としてプレゼントさせていただく際に、
『自分の作品を海外に観に行く』という夢が実現できたこと、なんでも挑戦して経験値を増やし、成長し続けることの楽しさを子ども達に伝えたかったのです。
実際にどれくらい伝わっているかはわかりませんが、プレゼントの鉛筆で少しでもそのことを思い出してもらえると嬉しいです♪

今回出品させていただくにあたり、お世話になりました主催者の書道コロンブス様、ギャラリーのオーナー様、キュレータのT様、教室の会員様に心より感謝申し上げます。

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