『書アート作品』海外出展のご報告♪①

2025年4月23日(水)〜30日(水)まで教室のお休みをいただき
自身の作品を展示いただいたNY展覧会を観に行って参りました!
★展覧会:『THE ART OF SHO II NY国際書展2025春夏』
★会期:令和7年4月22日(火)〜28日(月)
★会場:NY Tenri Cultural Institute(ニューヨーク天理ギャラリー)
★優秀賞受賞作品★
GIFT〝Words of love”
ギフト『愛の言葉』

今回の旅の目的は、
①自身の作品展示〜搬出作業。
②世界最先端の街NYで沢山のギャラリーや美術館を巡り目を肥やすこと。
です。
《旅のスケジュール》
到着日:自身の作品が展示されているギャラリーへ
2日目:展覧会主催者の方とギャラリーツアー3軒
3日目:美術館巡り(ソロモン・R・グッゲンハイム美術館→クーパー・ヒューイット国立デザイン博物館)と展覧会のレセプションパーティー
4日目:SOHO地区でひとりギャラリー巡り
最終日:メトロポリタン美術館→作品搬出作業
NYに到着した日は早速、自身の作品が展示されているギャラリーへ行きました。
↓会場の天理ギャラリー外観
43A W 13th St, New York, NY 10011 アメリカ合衆国

↓会場入口
アートインキュベーション シーズン16
THE ART OF SHO Ⅱ(NY国際書展)
キュレーター:安達元一・佐藤恭子
最優秀賞:Kouha

↓会場内に入ると天井が高く広々とした空間が広がります。
今回受賞された作品が一同に展示されていました。
NY国際書展2025春夏 受賞者一覧

一番奥(写真左)から最優秀賞作品(1名)、右に優秀賞作品、準優秀賞、入選作品へと続きます。
↓一番右が瀬尾作品。


↓現地のゲストアーティスト様の作品も展示されていました。



↓アーティストの皆様のポートフォリオ

ポートフォリオ制作はこれまでの人生を見つめ直す、良い機会となりました。
自分の想いを文章にすることが苦手でしたので、頭が爆発するくらい考えました^^;
瀬尾梓峰ポートフォリオはこちら

↓2階からの眺め


ここから、
4月26日に行われたレセプションパーティーの様子です♪
出展アーティストの皆様がそれぞれ想いのこもった書道パフォーマンスを披露✨
とても盛り上がりました^^









↓民泊のホストさん(一番左)とそのお友達が観に来てくださいました。

↓今回お世話になったキュレーターの佐藤様と出展アーティスト様との集合写真。

今回、天理ギャラリーに展示されたのは、日本全国から選ばれたNY国際書展受賞者25名のアーティストによる作品でした。ひとくちに「書道」と言っても、その表現は実に多彩で、どの作品からも作者の想いが溢れ出ており、大変魅了されました。それぞれの作品の背後には、人生をかけた物語があり、どのような想いで筆を執ったのか、海外への挑戦に込めた熱意に深く感動し、心からの敬意を抱きました。日本の伝統を大切にしつつも、既成の形式に縛られない個性豊かな表現に触れることで、「こうでなければならない」と自分で決めつけていた枠から心が解放され、「書はもっと自由でいいのだ」と、視野が一気に広がるような感覚を得ました。同時に、自身の作品を通して何を伝えていきたいのか、そして今後の方向性についても、あらためて明確な課題として見えてきました。
まだ道半ばではございますが、これからも会員の皆様と共に、日本の書道が持つ奥深さや楽しさを分かち合いながら、歩んでまいりたいと存じます。
瀬尾梓峰
今回、審査員・キュレーションを務めてくださった方々
レス・ジョーンズ様:
ニューヨークを拠点に活動するアーティスト、キュレーター。ロンドン、ブラジル、シンガポール、フランス、ドイツ、日本、モンゴル、インドでプロジェクトをプロデュース、キュレーションし、第1回台北国際ビエンナーレの委員も務めた。ゴールドスミス(ロンドン)と武蔵野美術大学を卒業後、コロンビア大学で現代美術の未来を研究している。彼の作品や記事は、Museum 2050、Art in America、Springer、NHK、Journal For Artistic Research (JAR)で紹介されている。日本文部科学大臣賞、フルブライト・ネルー専門学術優秀賞を受賞し、2022年にはニューデリーのインディラ・ガンジー国立芸術センターで上級研究員を務めた。オーストラリアの現代アートに関する雑誌ProjectAnywhereの編集委員、CEC ArtsLink、Harlem Arts Allianceの選考審査員も務める。
佐藤恭子様:
ニューヨークを拠点に活動するキュレーターで日本文化紹介の第一人者。朝日新聞社と共同で「メトロポリタン美術館古代エジプト展 女王と女神」(2014年、東京都美術館と神戸市博物館で開催)を実現。2016年に小松美羽のニューヨーク初展示を手掛ける。前衛的な展示で知られるニューヨークのアートスペース、ホワイトボックスにアジア部門を創立。2018年から2021年までそのディレクターを務め、草間彌生、オノヨーコ、久保田成子、千住博、村上隆、杉本博、松山智一、大岩オスカール、小松美羽ほか55人の日本人を展示した歴史的な「A Colossal Word: Japanese Artists and New York, 1950s-Present」や「Hiroko Koshino: A Touch of Bauhaus」(2018年)のキュレーターを務めた。
安達元一様:
日本のテレビ界を牽引してきた放送作家。「ダウンタウンのガキの使い」「奇跡体験!アンビリバボー」「踊る!さんま御殿」「ぐるナイ」「ドラえもん」「SMAPxSMAP」「笑っていいとも」〜など数々の国民的ヒット番組を手がける。2008年、自身が構成を務める番組「たけしのコマネチ大学数学科」で第35回国際エミー賞を受賞。番組出演の北野武監督とNYでレッドカーペットを歩く。
他、第42回ギャラクシー賞大賞、国連平和映画祭2007特別賞、など受賞。