【書道を指導していてわかったこと:13】生徒さんからよくある悩み相談『学校の習字で1番を取れない…。』センスや技術以外で1番になれる方法があるんです♪

教室に通ってくれている生徒さんから

『学校で自分より
習字の上手い子がいるから
絶対1番にはなれない』


という悩みをよく聞きます。



そんな悩みに対するアドバイスとして
『1番を取りたいならもっと練習しなさい!』

と言うのが通例だと思います。



ですが、当教室では
技術を磨く等の
努力をする方法だけを
伝えるのではなく

『1番を取るには別の方法があるよ♪』
と応えます。


それを言われた生徒さんは

当然
『別の方法???』
となります。



そりゃあ
徹底的に稽古を積み重ねて
ものすごく努力をすれば
1番にはなれるかもしれませんし
飛び抜けてセンスの良い上手い子に
勝てるかもしれません。



でも書道は
上手い下手でもなく
勝ち負けでもありません。



この辺で先ほどの
『1番を取るには別の方法があるよ』の
応えを申し上げます。



それはズバリ!
『続けること』
です。




これまで書道教室で
指導をさせていただき
皆さんの同じ悩みに応える時は
いつも
『続ければ1番になれる!』
でした。



それはなぜでしょうか?


まず続けられない例としましては…

①毎月1番をとっている
飛び抜けてセンスのある上手な子は
『もうできたからいいや』
と途中で飽きます。
  ⇩
  ⇩
  ⇩
そして
やめていきます…。

もしくは

②徹底的に練習をして
1番や上位にくる
上手な子は
途中で疲れて嫌になり
面白くなくなります。
  ⇩
  ⇩
  ⇩
そして
やめていきます…。

あるいは

③小学校高学年まで
1位を取り続けたとしても
中学生になると
楷書から行書になります。
行書の柔らかい書体に対応できず
どんどん評価が下がってしまって
つまらなくなります。
  ⇩
  ⇩
  ⇩
そして
やめていきます…。



逆に
小学校低学年から習い始め
順番的には真ん中から最下位を
行ったり来たりしている子の方が
1番にこだわることなく
中学・高校・大学・就職後も継続し


いつの間にか
周りに誰もいなくなり
結果的に1番になれるのです。



学校で無理して
1番になることよりも
私はどっちかというと
ストレスのない
『継続して1番になる』
ことの方をおすすめしたいです。



これまで

順位を気にせず
テスト週間中も
受験の時も
人生のイベントで忙しい時も
お稽古の時間を日常の息抜きとして
楽しみながら
マイペースに継続している人を
何人も見てきました。


そのような人たちは
″心の豊かさ″が違うと感じてきました。


だから、
学校で1番になれないからといって
諦めてしまうのは
とても勿体ないことだと
思うのです。


私は
小学生時に習っていた書道を
中学生で一旦やめてしまい
大人になってから再開した身ですので
人のことは言えませんが^^;

今になって
途中で書道をやめてしまったことを
大変後悔しております。。。


教室では
小学校⇨中学校⇨高校⇨社会人
と長い目で成長を見届けるつもりで
指導させていただいております。


もし、継続できる環境があり
続けることが困難でなければ

書道を日常の一部として習慣化し
生涯学び続けられる趣味として
細く長く継続していただけますと
幸いですし
いつもそう願っております🍀


書道を通して
共に成長を楽しんで参りましょう♪






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