豊橋にある『筆の里・嵩山工房』にて伝統工芸品の豊橋筆作り体験をしてきました♪【筆作り編】


11月7日、
書道仲間たちと愛知県豊橋市の『筆の里・嵩山工房』にお邪魔し、
伝統工芸品の豊橋筆作り体験をしてきました♪

この道60年の豊橋筆職人、
山崎さんに教えていただきながら、

筆作りの36行程のうち、
最後の仕上げの行程『のり付け』を
体験させていただきました。

まずは、
接着力が弱く水に溶けやすいのが特徴の『ふのり』を
筆の根元までたっぷりふくませます。

その後、
鉄製のクシで絡まった毛をまっすぐに整えます。
(写真を撮るのを忘れました;;)


それから、
余分なのりをしぼりとる作業に入ります。
この工程が意外と難しい!

根元に麻糸を巻きつけて、

麻糸と筆を平行に持ち、
筆を回しながら根元から穂先に向かって
慎重に丁寧にしぼりとります。

小筆ののり付け完成しました!

大筆も体験しました。

大筆は
麻糸を引っ張る強さや
筆を手前に動かしながら回す速度など
加減がとても難しかったです。

のりをしぼりっとったら少し成形します。

山崎さんに少し整えていただき、

こちらものり付け完成です!

山崎さんに『イイね!イイね!』と褒めていただきながら
なんとか完成させることができました。

最後に
軸の端にシールを貼ります。

小筆は経済産業大臣の指定を受けた伝統的工芸品のシールで
天然の動物の毛だけを使用している筆になります。
(写真はイタチの毛)
大筆は天然の動物の毛に人工の毛を混ぜて作られた筆のシールです。
(写真は上毛がヤギの毛、中が馬の毛と人工毛)

この後、2日間陰干しして乾燥させたら
出来上がり♪


『世界!ニッポン行きたい人応援団』にも出演されていた
とっても優しい筆職人の山崎さん♪

★『筆の里・嵩山工房』ホームページはこちら
https://www.toyohashi-fude.com/

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